バレ「タダイマ」3安打2打点!雄平4安打4打点で巨人撃破

[ 2015年9月19日 22:37 ]

<ヤ・巨>2回、雄平の中前打で二走・バレンティンが生還する

セ・リーグ ヤクルト10―4巨人

(9月19日 神宮)
 14年ぶりのリーグ制覇へ走るヤクルト打線が、頼もしい男の“完全復活”でさらに勢いを増した。前夜18日の巨人戦(神宮)で1軍復帰し、いきなり今季1号を放ったバレンティンが、この日は4打数3安打2打点と大暴れ。神宮のファンに大歓声を浴びながら上がったお立ち台で「タダイマ」と笑顔を弾けさせた。

 1点をリードされた直後の2回、左翼線二塁打を放ってチャンスメークすると、続く雄平の中前適時打で巨体を揺らしてホームへ激走。左太腿肉離れの手術をした影響を感じさせない走りでチームを鼓舞した。

 さらに3回には左前適時打、7回には右翼線適時二塁打を放って猛打賞の活躍。「勝利に貢献できて良かった。素晴らしい打線に加わることができてうれしい。残り試合、200%の力を出して優勝に向かって頑張りたい」。そう言って胸を張った。

 5番・バレンティンに刺激を受け、6番・雄平は今季2度目の4安打で4打点と爆発。3回には逆転3ランを右翼席に叩き込んだ。「ずっと打てなくて迷惑をかけたが、監督やコーチに支えてもらった。今は気持ちでプレーしている。前にココ(バレンティンの愛称)がいると心強い」と笑った。

 残り12試合。20日からは敵地・甲子園で2位・阪神との直接対決2連戦となる。「アシタ、ガンバリマス」とバレンティン。雄平も「本当に残り少ないので、死にもの狂いで一戦一戦頑張っていきたい」と力を込めた。

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