阪神ドローで首位返り咲き 野手全員使い切る総力戦

[ 2015年9月12日 18:32 ]

<神・広>7回裏2死満塁、マートンは空振り三振

セ・リーグ 阪神2―2広島

(9月12日 甲子園)
 阪神は野手全員を使い切る総力戦で延長12回を戦い広島と2―2の引き分け。0・5ゲーム差で追っていた首位・ヤクルトが中日に敗れたため、同率の首位に並んだ。

 初回に1点先制されたものの、その裏2死二塁から福留の中前打ですぐさま同点に。4回に1点勝ち越されたが、5回に2死走者無しの場面から能見、鳥谷、大和の3連打で再び同点に追いついた。

 6回から0行進が続き2―2のまま試合は終わったが、もったいなかったのは7回。鶴岡、伊藤の連打と四球で1死満塁としたが、大和が遊ゴロ、マートンが空振り三振に倒れ無得点。延長11回にも2死二、三塁と絶好のサヨナラ機を作ったものの、大和が遊ゴロに終わった。

 12回には1死から田中に三塁打を浴びたが、安藤から高宮への継投で石原を二飛、丸を二ゴロに抑えて何とかしのぎきった。

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2015年9月12日のニュース