高知・藤川球児がドナー呼び掛け 骨髄移植啓発イベントに登場

[ 2015年9月12日 18:20 ]

高知市で開かれた日本骨髄バンクのイベントに登場した藤川球児投手

 野球の独立リーグ、四国アイランドリーグplus・高知ファイティングドッグスの藤川球児投手が12日、高知市で開かれた日本骨髄バンクのイベントに登場した。集まった約600人に「動かないと何も変わらない。一歩踏み出すことで周りに広がる」と骨髄移植のためのドナー(提供者)登録を呼び掛けた。

 藤川投手は約10年前から骨髄移植の啓発活動に携わり、2007年にドナー登録した。「自分が動くことで人の命が救われるなら、それ以上のことはないと思った」と記者団に語った。日本骨髄バンクによると、数年前からドナーの新規登録者数は減少傾向にある。

 イベントはドナー登録制度の普及や啓発を目的に年1回開催し、四国では初めて。藤川投手は今季限りでチームとの契約を終了し、先発予定の16日の徳島戦が最終登板となる予定。

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2015年9月12日のニュース