中日・谷繁監督専任も 現在最下位、ベテラン一掃は不可避

[ 2015年9月12日 05:30 ]

9月6日、試合前練習で谷繁兼任監督(左)と話す和田
Photo By スポニチ

 和田の引退により、世代交代はさらに拍車がかかる。41歳の小笠原も今季限りでの現役引退が濃厚。40歳の川上も右肩痛で今季登板しておらず、来季の戦力構想外で、退団するとみられる。

 左肘痛の岩瀬は今季中の1軍登板を目指しているが、先行きは不透明だ。50歳左腕・山本昌も今季初登板した8月9日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)で痛めた左手人さし指のリハビリ中で、今後は白紙となっている。

 谷繁兼任監督は、選手としては2年契約が今季で満了。来季以降は4年契約を結んでいる監督に専念する可能性もある。チームをけん引してきた主力選手の高齢化に伴い、13年から2年連続で4位に沈み、今季も現在まで最下位でクライマックスシリーズ(CS)進出は絶望的。最下位に終われば97年以来18年ぶりとなる。抜本的なチーム改革は不可避だ。

続きを表示

この記事のフォト

2015年9月12日のニュース