処分はある?退場に激高したレッズ主砲ボット「何も聞いていない」

[ 2015年9月11日 17:21 ]

レッズのジョーイ・ボット内野手は球審に激しく詰め寄る (AP)

ナ・リーグ レッズ11―0カージナルス

(9月10日 シンシナティ)
 9日のパイレーツ戦で退場処分を受け、その後に激しい口調で審判に詰め寄ったレッズのジョーイ・ボット内野手(32)は、ほとぼりが冷めてもこの件を多く語ろうとはしなかった。

 翌日の10日、この日が32回目のバースデーとなったボットはグラウンドに姿を現すと、「きのうのことは話さないよ」と集まったメディアに先制パンチ。リーグから出場停止など、何らかの処分があるのではないかと言われているが、「今のところ何も聞いていない。きょうも最初から試合に出るよ」とコメントを続けた。

 その言葉通り、ボットは「3番・一塁」でスタメンに名を連ね、2安打1打点と活躍。チームもメジャー最高勝率のカージナルス相手に11―0と大勝を収めた。

 パイレーツ戦での出来事は次の通り。試合序盤から打席内で球審の判定に不満げなボットは8回、ボールと確信した投球をストライクとコールされると、その後にタイムを要求。しかし、球審はタイムを取らず、ボットは自軍ベンチへ向かって「おい!タイムが認められないぞ!」と叫んだ。

 これを見た球審は即座に退場を宣告。激高したボットはヘルメットをグラウンドに叩きつけ、球審に顔を近づけながら鬼の剣幕で強烈な言葉を浴びせ続けた。

続きを表示

この記事のフォト

2015年9月11日のニュース