一株いかが?エンゼルス左腕、ヒーニーが球界初の株式銘柄に

[ 2015年9月11日 16:00 ]

エンゼルスのアンドルー・ヒーニー投手 (AP)

 米国の投資会社であるファンテックスは10日、エンゼルスの先発左腕アンドルー・ヒーニー(24)の選手としての価値を株式として売買することを発表した。

 ヒーニーは今後の収入の10パーセントと引き換えに、ファンテックス社から株の販売で得られる見込みの334万ドル(約4億円)を手にする。株価やいつ公開されるかについての詳細は現時点で明かにされていない。

 プロフットボール、NFLの選手とはすでに同様の契約を結んでいるファンテックス社だが、メジャーリーグの選手が株式公開されることは初めて。同リーグと選手会はともにこういった契約はリスクを伴うと危惧しているが、容認する姿勢を見せている。

 ヒーニーは12年のドラフト1巡目(全体9位)でマーリンズから指名を受け、昨年6月にメジャーデビュー。オフにトレードでエンゼルスへと移籍し、今季はここまで14試合に先発して6勝3敗、防御率3・52の成績を残している。

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