大谷、CSに不安…ソフトB相手に2戦連続7失点「申し訳ない」

[ 2015年9月10日 20:51 ]

<日・ソ>ベンチで悔しそうな表情を見せる大谷

パ・リーグ 日本ハム―ソフトバンク

(9月10日 札幌ドーム)
 日本ハムの大谷が10日のソフトバンク戦で6回0/3を投げ10安打7失点KO。前回8月4日の対戦で7失点した相手にまたしても打ち込まれた。

 試合前に侍ジャパン「プレミア12」1次登録メンバーに選出された大谷は、初回を3者連続三振に斬り最高のスタートを見せたが、2回に松田に3ランを浴びて先制点を許した。

 味方打線が同点に追いついた6回には無死一、二塁の場面で中村晃の打球にダイビングキャッチを試みるなど勝利への執念を見せたが、続く今宮に適時打を打たれて再びリードを許した。7回にも柳田に2ランを浴びて7失点。この回途中でマウンドを降りた。

 屈辱の2桁被安打で14勝を逃し5敗目。試合後、大谷は「チームが同点に追いついてくれたのに粘れなかった。試合をつくれず申し訳ないです」と反省した。

 首位ソフトバンク相手に2戦連続の大量失点。クライマックスシリーズへ向け完全に苦手意識を植えつけられてしまった。強打の鷹打線対策はどうするのか。大谷の試練は続く。

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