DeNA、9回に勝ち越し接戦制した!中日は4連敗

[ 2015年9月1日 21:38 ]

<中・D>3回無死一塁、中畑監督は左越え2ランのロペス(左)を出迎える

セ・リーグ DeNA6―5中日

(9月1日 ナゴヤD)
 DeNAが接戦をものにし、連勝を飾った。同点の9回、2死一、三塁からバルディリスの遊撃内野安打で勝ち越し。最後は守護神・山崎康が締めて33セーブ目を挙げた。中日は打線の粘りも実らず4連敗となった。

 序盤のリードを守り切れず嫌な展開となった試合だったが、執念でものにした。9回、2死から筒香の左前打とロペスの左前打で一、三塁とすると、バルディリスの当たりはボテボテながらも遊撃内野安打となり、三走・筒香が勝ち越しのホームを踏んだ。

 「最後まであきらめずに戦った結果。集中して食らいついていこうと思った」。殊勲打のバルディリスはそう言って胸を張った。

 序盤までは優位に試合を進めていた。初回、乙坂の右前打、梶谷の中前打などで1死二、三塁とし筒香の左犠飛で先制。さらにロペスの適時二塁打と押し出し四球でこの回3点を奪った。1点を返された直後の3回にはロペスの左越え22号2ランで突き放した。

 だが、先発・山口が5回5失点(自責3)と追いつかれて降板。相手に流れが行きかけたが、中継ぎ陣が無失点で踏ん張って勝利を引き寄せた。

 中日は先発・小熊が3回6安打5失点と誤算。打線は4回には杉山が左越え3号3ランを放つなど、5回までに同点に追いついたが、好機に一本が出なかった。

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