楽天・釜田が右肘手術から2年ぶり復帰 最速150キロで勝ち投手の権利

[ 2015年8月29日 20:46 ]

<楽・西>楽天の先発・釜田

パ・リーグ 楽天―西武

(8月29日 コボスタ宮城)
 14年3月に右肘じん帯再建手術を受けた楽天の釜田が29日の西武戦で先発し、13年の10月13日以来、685日ぶりに一軍のマウンドを踏んだ。

 ことし3月に実戦復帰し、二軍では13試合に登板して4勝、防御率4・45という成績の釜田。初回から力強く腕を振り、ストレートの最速は150キロをマークした。

 序盤は得点圏に走者を背負う場面もあったが、これを凌ぐと、味方打線がすかさず援護。2回に嶋の3ラン、続く3回には藤田の満塁弾が飛び出した。

 3回と4回にもスコアボードに「0」を並べたが、勝利投手の権利がかかった5回、1死から連打を浴びて二、三塁とされると、浅村が左前への適時打。さらに中村の内野ゴロの間に三塁走者が本塁を踏み、続くメヒアには左越え2ランを浴びた。

 結局、この回を投げ切ったところで降板。96球5回7安打4失点という内容で、13年9月12日以来の白星を待つことになった釜田は「落ち着いて投げられたが、5回のメヒア選手への一発は余計だった。大量援護してくれたチームメートの感謝したい」とコメントを残した。

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