青木 本塁打2本損した「ちょっと足が短かった」

[ 2015年8月29日 05:30 ]

<ジャイアンツ・カブス>7回、ランニング本塁打を狙うも本塁で憤死の青木(AP)

ナ・リーグ ジャイアンツ9―1カブス

(8月27日 サンフランシスコ)
 ジャイアンツの青木宣親外野手(33)が27日(日本時間28日)、カブス戦に「1番・左翼」で先発。4回は右翼ポール際への大飛球、7回はランニング本塁打を狙うも本塁で憤死(記録は三塁打)と、前日の先頭打者弾に続く自身初の2戦連発は幻となり「もしかしたらホームラン2本だったかもしれない」と悔しがった。

 5―1の4回1死一、二塁で直球を強振した当たりは、ポールの右側をかすめ右翼後方のマッコビー湾に飛び込んだ。地元テレビ局が「1フィート(約30センチ)」と実況する惜しい一打だった。7回は左翼線上に放った飛球を左翼手が打球処理にもたつく間に一気に本塁を狙うも、「3インチ(約7.6センチ)」(地元テレビ局)の差でタッチアウト。三塁コーチャーの制止も気づかないほどの激走に「ちょっと足が短かった。(ジェスチャーは)興奮して走っていて見えていなかった。チームが勝ったのでご愛嬌(あいきょう)で」と舌を出した。 (奥田秀樹通信員)

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2015年8月29日のニュース