得点力不足解消へ…マーリンズ本拠地に改造計画 フェンスを低く手前に

[ 2015年8月27日 17:39 ]

マーリンズの本拠地マーリンズ・パーク (AP)

 マーリンズの球団社長であるデービッド・サムソン氏(47)は26日、本拠地マーリンズ・パークを狭くし、さらに外野フェンス低くする計画があることを明らかにした。

 今季のマーリンズはここまで91本塁打を記録しているが、これはメジャー30球団中29位。さらにホームでの42本塁打はアスレチックスと並んで26位と広いマーリンズ・パークがあだとなっている。

 同球場は左翼105メートル、中堅最深部129メートル、右翼102メートルと本塁打が出にくく、投手有利のピッチャーズパークと言われている。打者有利のヒッターズパークとまではいかないだろうが、少しでも得点力不足解消をとサムソン氏は「最終決定ではないが、来季へ向けて動きつつある」とフェンスに手を加える構えを見せた。

 ただ、マーリンズ投手陣からしてみれば、ホームで今季ここまでメジャー16位の防御率3・66という数字も忘れてほしくないだろう。具体的にどの程度、本塁打を出やすくするかは示されていないが、サムソン氏は「投手はフェンスがより後ろにあってほしいだろうし、野手はその逆。まあ、オフになってから決めることだ」と述べるにとどまった。

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