新田・井上 王者・中京相手にノーヒッター「人生で初めて」

[ 2015年8月24日 05:30 ]

第60回全国高校軟式野球選手権大会第2日・1回戦 新田3―0中京

(8月23日 明石トーカロ)
 第60回全国高校軟式野球選手権大会第2日は23日、兵庫県の明石トーカロ球場などで1回戦4試合が行われ、新田(四国・愛媛)の井上敦司投手(3年)が昨年覇者の中京(東海・岐阜)相手に無安打無得点試合を達成し、3―0で勝った。無安打無得点試合は11年に中京の下田が完全試合を達成して以来。崇徳(西中国・広島)、上田西(北信越・長野)、能代(北東北・秋田)も準々決勝に進んだ。

 新田(愛媛)のエース右腕・井上が昨年の覇者・中京を相手にノーヒットノーランを達成。「練習試合も含めて人生で初めて。うれしい」と笑みを浮かべた。打者33人に対し、135球を投げ、6奪三振。序盤からカーブを有効に使い、6四死球を出しても動じなかった。昨年は初戦敗退だっただけに「監督にも“去年の借りを返す”と言っていた。そうできて良かった」とうれしそうだった。

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2015年8月24日のニュース