西武・十亀 1カ月半ぶりの白星に「初回から気合が入っていた」

[ 2015年8月21日 22:11 ]

<西・ロ>ファンとハイタッチする十亀

パ・リーグ 西武7―6ロッテ

(8月21日 西武プリンス)
 西武の十亀が6回7安打1失点と好投を見せてチームトップの8勝目をマーク。実に1カ月半ぶりの白星を手にした。

 十亀の7勝目は7月4日、この日の相手と同じロッテ戦で挙げたもの。その後、5試合の先発登板では精彩を欠く投球で白星を積み重ねることができなかった。

 「不甲斐ない結果が続き、初回から気合が入っていた」というその言葉通り、初回は三者凡退。2回以降は毎回のように走者を許すも、失点はデスパイネのソロ本塁打のみで凌いだ。すると、この投球に応えるべく、打線が7得点と援護。「野手に助けられた」と十亀はチームメートに感謝した。

 田辺監督は「よくゲームをつくってくれた。このところ苦しんでいたので、このピッチングで楽になったと思う」と十亀の104球を評価。しかし、9回に6安打5失点を許して1点差にまで迫られたチームの戦いぶりには「勝った気がしない」と顔をしかめていた。

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