磯網、打率6割締め 兄の果たせなかった夏の全国制覇達成

[ 2015年8月21日 05:30 ]

第97回全国高校野球選手権大会 東海大相模10-6仙台育英

(8月20日 甲子園)
 東海大相模の5番・磯網は3回の適時打と9回の犠飛で2打点をマークし、大会通算20打数12安打でチームトップの打率.600を記録した。3人兄弟で、長兄・将人さん(23)は早実で甲子園に2度出場し、次兄・遊斗さん(21)は東海大相模で11年センバツ優勝。「磯網家の血が流れている以上は甲子園で勝負する」と東海大相模に進み、兄ができなかった夏の全国制覇を達成した。「一番上の兄は毎試合見に来てくれていた。いいところを見せられた」と、うれし涙を流した。

 ≪杉崎は大会タイ6二塁打≫東海大相模・杉崎が初回に今大会6本目の二塁打。50年鳴門・大久保、09年中京大中京・堂林に次ぎ3人目の個人1大会タイ記録。東海大相模は今大会5試合で20二塁打。83年PL学園、08年大阪桐蔭、09年中京大中京が6試合、06年早実が7試合でマークした19を上回るチーム1大会新記録。

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2015年8月21日のニュース