楽天・斎藤に聞く「一番最初に報告したのは稼頭央」

[ 2015年8月18日 05:30 ]

すっきりした表情で引退会見をする斎藤
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 【楽天・斎藤に聞く】

 ――今の心境は。

 「冷静にしゃべれる自分が不思議。もっといっぱいいろんな感情が湧いてきてほしいが全然ない」

 ――家族への報告は。

 「毎年シーズン前に“今シーズンが最後”と妻に言い続けてきた。彼女が一番覚悟をしていると思っていたが、誰よりも言葉に詰まっていた」

 ――同僚には。

 「一番最初に報告したのは(松井)稼頭央。シーズンが終わったら酒でも飲みながら話したい」

 ――思い出に残る試合は。

 「メジャーの球宴で投げた時。“ああ、うれしいな”と何とも言えない感覚だった。自宅に唯一飾っているのは、その時のもの」

 ――故郷・東北への思いは。

 「40年近く続けて、半分以上はこの東北で野球をしている。一言では言い表せない感情がある。いろんな形で恩返ししたい」

 ――あすからは。

 「どうしましょう。今はやたら眠いので、ちょっとお時間をいただき、9月ぐらいから練習の手伝い、軽い調整をと思っている」

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