吉田一4失点KO オリ自力CS進出消滅…オーナー「寂しいね」

[ 2015年8月17日 05:30 ]

<オ・ロ>3回2死一塁、角中に右越え2ランを打たれた吉田一

パ・リーグ オリックス0-5ロッテ

(8月16日 京セラD)
 オリックスの先発・吉田一が5回途中4失点KO。打線も6安打で今季14度目の無得点に封じられ、クライマックスシリーズ(CS)へ自力進出の可能性が消滅した。「何とか最少失点に抑えて粘りたかったですが…。全体的にボールが高めに浮いた」

 今季4度目のマウンドとなった吉田一が肩を落とし、福良監督代行が「角中がね…。ボールは良かったと思うけど、慎重にいき過ぎたかな」と渋い表情を浮かべたのが3回だ。先制点を与えた直後の2死一塁で、角中に右翼席へ2ランを被弾。一気に3点を失った。

 「もう“負けたら終わり”の気持ちでやっている。でも全然諦めていない」と指揮官は強気の姿勢を崩さなかったが、観戦した宮内義彦オーナーは「コメントのしようがない。寂しいね」と怒りをこらえた笑みを作った。

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2015年8月17日のニュース