菅野まさか…完封目前から逆転負け、原監督「あと3つのアウトが」

[ 2015年8月13日 22:17 ]

<巨・D>9回1死二塁、DeNA・筒香(手前)に右越え2ランを浴びた巨人先発・菅野

セ・リーグ 巨人2―3DeNA

(8月13日 東京D)
 まさかの逆転負けだった。2点リードで迎えた9回。先発・菅野は8回までDeNA打線をわずか2安打に封じていた。簡単に1死を奪い、今季3度目の完封勝利は目前。だが、そこから状況は一気に暗転した。

 連続二塁打で1点差と詰め寄られると、筒香に逆転2ランを被弾。それでも裏の攻撃で代打・アンダーソンが中前打を放って無死一塁としたが、この日スタメンを外れていた代打・阿部が併殺打に倒れ万事休す。連勝は2で止まった。

 原監督は「あと3つのアウトが遠かったということですね」。この日は阿部をスタメンから外し、4番に今季初めて村田を起用。6番でスタメン出場したベテラン高橋由は5回に先制ホームラン、6回に適時二塁打と気を吐いたが、勝利には結びつかなかった。

 4番・村田については「ぼくの中では最善の策。残り30数試合の中で、村田にも戦力になってもらわないといけないし、慎之助も元気いっぱいに戦ってほしいし、全体の部分ですね」と指揮官。

 あと2死を取れなかった菅野―小林のバッテリーには「これからジャイアンツを担う、若い2人のバッテリーの中でどこか教訓という形で活かすことが非常に大事」と奮起を促していた。

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