復活の陰に家族…内海　帽子のつばに「Ｓ・Ｅ・Ｏ・Ｓ・Ｋ」

＜巨・Ｄ＞今季初勝利の内海はスタンドの声援に手を振って応える。帽子のツバには家族のイニシャル
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セ・リーグ 巨人８－７ＤｅＮＡ

（8月12日 東京Ｄ）
　巨人・内海の帽子のつばの裏には「Ｓ・Ｅ・Ｏ・Ｓ・Ｋ」と記してあった。Ｓは０７年に結婚した妻・聡子さん、残りは長男・瑛太君をはじめとした４人の頭文字。

　お立ち台で家族への思いを聞かれると「これ以上しゃべると泣いてしまいそうなので、終わります」と遠い目をした。ベンチ裏では「いなかったら（ここまで）できなかったと思う。ここで終わったらいけない、頑張らないといけない、と思わせてくれた」と感謝。夫人は子育てに奮闘しながら、過去２試合で足がつった内海に合わせ、食事にも配慮。チームトレーナーらとも相談し、ミネラルやマグネシウムの摂取を増やした。球場で応援していた家族も、雄姿に目頭を熱くしただろう。