え、先発は右の吉田!?聖光・斎藤監督「意表を突かれた」

＜東海大相模・聖光学院＞初戦敗退で肩を落とす聖光学院ナイン

第９７回全国高野球選手権第７日・２回戦 聖光学院１―６東海大相模

（8月12日 甲子園）
　聖光学院（福島）は戦後最長の９年連続出場となったが、６年ぶりとなる初戦敗退を喫した。

　先発の森久保は初回に４点を先制され完投したものの６失点。１３８球を投げ抜いたエースは「厳しくいく気持ちはあったけど、（制球が）甘くなってしまった」と唇をかんだ。斎藤智也監督は東海大相模の先発について「左の小笠原だと思った。意表を突かれた」という。先発した右腕・吉田を打ちあぐね４安打。「４、５回に点が取れたら」と得点機を逸した場面を悔いた。