清宮 万全4発「上がってきた」 広島新庄戦想定、左腕から

[ 2015年8月13日 05:30 ]

リラックスムードでトスバッティングをする清宮

第97回全国高野球選手権第8日・2回戦 早実―広島新庄

(8月13日 甲子園)
 早実(西東京)は、13日の広島新庄との2回戦に向け、兵庫県尼崎市内で最終調整した。1年生スラッガー・清宮はフリー打撃で50スイング中5発の柵越え。対戦するエース左腕・堀を想定した左投げの打撃投手からは4発を放ち「左とか右とか苦手はない。(柵越えゼロだった)きのうに比べ、調子は上がってきた。堀さんはいい投手で直球の切れもトップクラス。向かっていく気持ちでやる」と意気込んだ。

 九州学院(熊本)には同じ1年生で4番を務める村上がいる。清宮は今年5月に練習試合で対戦した時を振り返り「お互いホームランを打った。最初は1年と思わず“凄いのがいるなあ”と思った」と刺激を受けた。その村上はこの日の初戦で4打数無安打に終わり、敗れ去った。村上の分まで勝ち進むつもりだ。

 2試合続けて午前8時からの第1試合。当日の朝は雨予報だが、清宮は「涼しくていいんじゃないですか」と一笑に付した。1回戦では4打数1安打1打点。納得はいっていないだけに「期待に応えないと、期待も注目度も下がる。まだまだ注目されたいし、一番いい打撃をしたい」と大物感を漂わせた。 (松井 いつき)

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2015年8月13日のニュース