持ってないぶり“全開”…中日バルデス 完投も援護なく8敗目

[ 2015年8月13日 05:30 ]

<神・中>8回2死二塁、坂は左中間に適時三塁打を放つ。投手・バルデス

セ・リーグ 中日1-3阪神

(8月12日 京セラD)
 中日・バルデスは、またも「持ってないぶり」を発揮した。左肘痛が癒え6月20日巨人戦以来の復帰登板で8回3失点。来日初完投したが打線の援護はわずかに1得点だけで自身4連敗で8敗目。3失点以下に抑えた試合は今季10度目だが2勝3敗と好投が報われず、チームも3連敗で借金は今季ワースト16まで膨れ上がった。

 「(無援に対し)そうは思わない。自分が打たれたから負けた」。悔やんだのは「抑えていれば勝てたかもしれない」という2死から3連打で2点を勝ち越された8回だ。予定では7回でお役御免だったが、志願の続投が結果として裏目に出た格好。とはいえ、谷繁兼任監督は「バルデスが投げている時に得点が取れずに試合が進んで負けが付く試合が多い」と擁護した。

 「とりあえず1試合、1試合やっていくだけ」と指揮官。泥沼から抜け出す術がなかなか見つからない。

 ▼中日・和田(6回に一時は同点となる三ゴロで2試合連続打点)打てるところで打って、守るところは守る。チームの勝利に貢献したい。

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2015年8月13日のニュース