内海に勝利を!3打点の長野「勝ちをつけられて良かった」

[ 2015年8月12日 22:32 ]

<巨・D>笑顔でガッツポーズを見せる(左から)長野、内海、堂上

セ・リーグ 巨人8―7DeNA

(8月12日 東京D)
 最後は1点差でヒヤヒヤ逃げ切りも、巨人はチーム全員一丸で先発・内海の今季初勝利を支えた。

 1点ビハインドの4回。それまで無安打に抑えられていたDeNA・三浦を一気に攻め立てた。1死一、三塁からまずは阿部の右前適時打で同点とすると、なおも一、二塁から長野が右前適時打を放って逆転に成功。長野はこの日、3安打3打点と気を吐いた。

 「きょうは内海さんが投げるんで、絶対に打ちたいという気持ちで朝から球場にきた。内海さんに勝ちをつけられて良かった」。

 そんな長野の逆転打に続き、代打・堂上もプロ初となる満塁弾で一挙6得点のビッグイニングをつくった。「ずっと結果が出てなくて、それでもチャンスで使ってもらっていたので、どうにかしたいという気持ちだけだった。(内海の)力になれて良かったです」。笑顔が弾けた。

 原監督は、内海の今季初勝利に「白星は良かったと思う」。しかし「プレッシャーのかかった状態でパトンを渡しているというところに、先発として反省すべきところがある」と戻ってきた左腕エースに一層の奮起を促していた。

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