作新学院打線爆発17安打10点 上田西は初戦完封の草海7失点

[ 2015年8月12日 14:59 ]

<上田西・作新学院>上田西に勝利し笑顔の作新学院・有田(右)と横尾

第97回全国高校野球選手権大会2回戦 作新学院10―6上田西

(8月12日 甲子園)
 第97回全国高校野球選手権大会第7日が12日に行われ、第3試合は作新学院(栃木)が17安打10得点で上田西(長野)を下し、16強へ進出した。

 作新学院は2回、2死から7番・黒崎が中二塁打で出塁し、8番・横尾の中前適時打で生還して先制すると、3回には5番・小林の左前適時打で1点追加。4回に同点に追いつかれたが、直後の5回に3番・添田の左前2点適時打で再び勝ち越した。7回には2本の三塁打を含む長短打5本が飛び出し5点を追加、上田西を突き放した。

 先発の倉井は外角へ制球良く集める投球で6回2失点と好投。救援の有田は4失点したもののリードを守り切った。

 上田西は1回戦の宮崎日大戦で6安打完封したエースの草海が7回途中6失点と誤算。救援の柳沢、工藤も勢いを止めることができなかった。草海は9回に再びマウンドに登り1失点した。打線は4回に一度は追いつき、7点ビハインドの8回に2点、6点を追う9回に2点を返したものの、反撃はそこまでだった。

続きを表示

この記事のフォト

2015年8月12日のニュース