東海大相模 吉田→小笠原プロ注リレーで快勝 聖光は初戦連勝5で止まる

[ 2015年8月12日 09:46 ]

<東海大相模・聖光学院>東海大相模先発・吉田

第97回全国高校野球選手権大会2回戦 東海大相模6―1聖光学院

(8月12日 甲子園)
 第97回全国高校野球選手権大会第7日が12日に行われ、第1試合は東海大相模(神奈川)が聖光学院(福島)に6―1で快勝。投打ががっちりかみ合い、16強進出を決めた。

 東海大相模は初回、2死から3番・杉崎が左翼への二塁打で出塁し、4番・豊田が中前打、5番・磯網が左翼線二塁打、四球をはさみ7番・長倉が左翼フェンス直撃の二塁打と3本の適時打が飛び出して4点先制した。3回も2死から磯網が左翼への二塁打で好機を作ると、6番・竹内の中前適時二塁打、長倉の左前適時打で2点を追加した。

 先発は背番号11の吉田。最速151キロ右腕だが、この日の直球は大半が140キロ前後と抑え気味。得意の縦スライダーとカーブも交え丁寧な投球で8回1/3を投げ4安打1失点に抑えた。9回1死からドラフト1位候補の左腕・小笠原が登板。自己最速を1キロ更新する151キロをマークするなど球威ある直球で押し、危なげなく2人を抑えた。

 戦後最長となる9年連続出場を果たした聖光学院は先発の森久保が3回までに6失点。4回以降の5イニングは1失点と立ち直っただけに、序盤に主導権を持っていかれたのが痛かった。打線は8回、9番・森久保の右前適時打で1点返したものの、反撃もそこまでだった。10年から続いていた聖光学院の初戦連勝記録は5で止まった。

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