元西鉄投手 西村貞明氏死去 完全試合達成 ライオンズ黄金期支える

[ 2015年8月8日 16:34 ]

死去した西村貞朗氏

 元プロ野球の西鉄(現、西武)の投手で、完全試合を達成した西村貞明(にしむら・さだあき)さんが3日午後、肝臓がんのため福岡市内の病院で死去した。80歳。香川県出身。葬儀は近親者で済ませた。

 香川・琴平高から1953年(昭28)に西鉄入団。2年目に22勝5敗で最高勝率のタイトルを獲得し、ベストナインに選ばれ、故三原脩監督率いる西鉄のパ・リーグ初優勝に貢献。56年には新人だった稲尾和久投手とともに21勝を挙げて初の日本一に貢献した。

 58年7月19日に東映(現日本ハム)戦でプロ野球史上5人目となる完全試合を達成。

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2015年8月8日のニュース