村田、右へ左へ2打席連発!巨人、通算1万試合を逆転勝ちで飾る

[ 2015年8月5日 21:34 ]

<ヤ・巨7回1死一塁、左越えに逆転2ランを放った村田(左)を迎える巨人・原監督

セ・リーグ 巨人6―5ヤクルト

(8月5日 神宮)
 巨人がプロ野球4球団目となる通算1万試合目のメモリアルゲームを逆転勝ちで飾り、首位を守った。6番・三塁で出場した村田が逆転2ランなど2打席連続本塁打で3打点と活躍した。

 巨人は初回1死三塁のチャンスにカステヤーノスが空振り三振。続く長野は四球を選んで2死一、三塁としたが、阿部が空振り三振に倒れて無得点。2回には2死満塁から片岡が空振り三振で先制機を逃すと、3回に先発の小山がヤクルトの先発・小川にプロ1号のソロ本塁打を浴びて先制を許してしまう。

 0―1で迎えた5回1死一、三塁から長野が左越えに12号3ランを放って逆転。2死後に村田が右中間への7号ソロで続き、リードを3点に広げたが、その裏、小山がヤクルト打線につかまり3失点で同点。6回には2番手の宮國が雄平に右越え5号ソロを浴びて勝ち越されてしまった。

 それでも7回1死から阿部が左前打で出塁すると、続く村田が左越えに2打席連続となる8号2ランを放ち逆転。7回から山口、マシソン、沢村とつなぐ「勝利の方程式」で逃げ切った。

 ヤクルトは小川が5回7安打5四死球で4失点と踏ん張れず、3番手のロマンが村田に痛恨の被弾。首位攻防戦で痛い2連敗を喫し、広島に勝った阪神に抜かれ3位に後退した。

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