黒田6回4失点で降板も逆転勝利「きょうは打線に助けられました」

[ 2015年8月5日 05:30 ]

<広・神>3回、福留に四球を与え険しい表情の黒田

セ・リーグ 広島6―5阪神

(8月4日 マツダ)
 攻撃陣に感謝した。今季2勝を挙げている阪神戦に4度目の先発となった広島・黒田だったが、2回に4連打で3点を先制される。直後に2点を還してもらったが、3回にも1失点。以降は立て直したものの、6回4失点で同点のまま降板した。

 「きょうは打線に助けられました。状態が悪い中で4回以降は粘って投げて、(終盤の逆転劇の)こういう展開を信じて投げていました」

 降板後はアイシングを終えると、ベンチ最前列で戦況を見つめていた。「うれしかった。競った中で、こういう勝ちは大きいと思う」。自身に8勝目は付かなかったが、3位阪神、首位巨人との6連戦を白星スタートしてCS圏内まで2.5ゲーム差に迫ったことを喜んだ。2日のDeNA戦(横浜)に続く、2試合連続の逆転勝利。勢いに乗っての、逆襲の夏を予感していた。

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