早実・清宮、怪物が西東京大会から肌身離さず持ち歩くモノは…

西東京大会でもタオルを使用した清宮

早実・清宮夏日記　

（8月4日）
　心理学用語で「ライナスの毛布」という言葉がある。漫画「スヌーピー」に登場するライナスがいつも肌身離さず毛布を持ち歩き、安心感を得ていることに由来し「安心毛布」とも呼ばれる。

　清宮の場合は「安心タオル」と言えるだろう。西東京大会では「めざせ甲子園！ＫＩＹＯ」と刺しゅうされた黄色いタオルを使用。友人からプレゼントされたもので、ベンチにも持ち込み事あるごとに汗を拭っていた。大阪入りした時は「ＷＡＳＥＤＡ」と入ったエンジ色のスポーツタオルが相棒。どんなシーンでも肌身離さずタオルを持ち歩き「タオル好きなんです」と笑う。

　初戦の相手がタオル生産量日本一の今治市から来た学校というのも何かの縁か。ベンチには友人から贈られた新品を持ち込む予定で、色を聞かれると「お楽しみに、ということで」とにやけた。