4点差追いつくも…西武ミスミス13連敗 球団ワースト記録更新

[ 2015年8月4日 21:42 ]

<楽・西>初回から失点し、汗を拭う西武先発の岸

パ・リーグ 西武4―5楽天

(8月4日 コボスタ宮城)
 西武は4日、楽天に敗れて13連敗となり、球団ワースト記録を更新した。

 7月14日の楽天戦(西武プリンス)を最後に勝ち星から遠ざかり、2日に1979年の球団記録に並んだ西武はこの日、連敗脱出を期して岸を先発マウンドに送った。しかし初回、味方のエラーと四球で招いた2死一、二塁のピンチで伊志嶺に2点二塁打を喫しいきなり失点。5回には自らの悪送球もあってさらに2点を失った。岸は被安打3ながら4失点(自責1)で結局この回で降板した。

 打線は0―4の7回1死一、二塁からの3連打で4点を奪い同点に追いついたが、8回から登板した4番手の増田が踏ん張り切れなかった。守備の乱れと死球で招いた1死一、三塁のピンチで枡田に右前打を許し決勝点を献上、万事休した。

 西武はコボスタ宮城では今季5戦5勝、昨季から7連勝中という相性の良さも生かすことができなかった。

 なお、プロ野球記録は1998年のロッテで18連敗(1引き分け含む)。

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