沢村栄治、景浦将ら計73人が…東京ドームに「鎮魂の碑」

[ 2015年8月4日 11:30 ]

東京ドーム横にある鎮魂の碑

 戦火に散った野球選手の霊を慰めるために建立された「鎮魂の碑」が、東京・文京区の東京ドームの敷地内にある。

 81年4月に後楽園球場脇に建てられ、88年3月に東京ドームの完成に伴い現在の場所に。碑には沢村栄治、景浦将ら野球殿堂入りした6選手を含む計73人の選手が祭られており、遺族代表として石丸進一の兄・藤吉が「真っ白いボールでキャッチボールをしている時、進一の胸の中には、生も死もなかった」などの追悼文を寄せている。

 ◆情報提供 野球殿堂博物館は、戦没した野球選手の情報が乏しいため、戦後70年の節目に広く情報提供を求めている。情報提供先は、野球殿堂博物館=(電)03(3811)3600、ファクス(電)03(3811)5369=まで。

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2015年8月4日のニュース