レッドソックス社長兼CEOが退任へ 松坂との入団交渉にも尽力

[ 2015年8月2日 12:22 ]

レッドソックスのラリー・ルキーノ社長兼CEO (AP)

米複数メディアは1日、レッドソックスのラリー・ルキーノ社長兼CEOが今季限りでその職を退くと伝えた。

 02年にジョン・ヘンリー氏(現オーナー)がレッドソックスを買収したが、ルキーノは同氏が運営するグループの一員として社長兼CEOに就任。以後、オリオールズやパドレスでも同職を歴任した経験を存分に発揮し、04年には実に86年ぶりのワールドシリーズ制覇を果した。

 チームはその後、07年と13年にもワールドシリーズを制覇するなどルキーノの功績は大きく、06年オフに契約を結んだ松坂大輔(現ソフトバンク)との交渉では、最前線で敏腕代理人のスコット・ボラスと渡り合った。

 今季限りでレッドソックスとの契約が切れるルキーノはメディアの取材に対して「自分は9月で70歳になる。そろそろ潮時ではないかな」と語っていた。

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2015年8月2日のニュース