ヤクルト 今季初の6連勝で単独首位!中日は借金10に…

[ 2015年7月25日 21:35 ]

<ヤ・中>1回2死 山田は左越えソロを放ち宮出コーチに迎えられる
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セ・リーグ ヤクルト6―5中日

(7月25日 神宮)
 ヤクルトが接戦を制し、昨年5月以来の6連勝で5月4日以来の貯金2。同率で並んでいた阪神が敗れたため、7月3日以来の単独首位に立った。

 4―4で迎えた6回、ヤクルトは比屋根、川端、山田の3連打で勝ち越し、さらに2死二、三塁で、打者大引の時に高橋聡の暴投で加点した。そのリードを救援陣が守った。バーネットは25セーブ目。3番手の松岡が2勝目を挙げた。

 ヤクルトは序盤から失点しても追いつく粘りの展開。0―1の初回には2死から山田が粘って、9球目を2試合連続となる22号ソロを左翼へ叩き込み同点。1―2の4回には畠山の二塁打を足場に築いた2死満塁で古野が押し出しの四球を選び、追い付いた。2―3の5回には川端が右翼へ4号ソロを放ち同点。さらに左前打で出塁の山田が、盗塁と桂の悪送球で三進し、畠山の右犠飛で勝ち越した。山田はこの日、リーグトップの22号本塁打を含む4安打2打点と大当たりだった。

 中日は再三リードを奪うが、先発の八木ら投手陣が踏ん張れない。初回、遠藤、荒木の安打で無死一、三塁とし、藤井が左犠飛をはなちあっさり先制。1―1で迎えた3回にはドラフト7位ルーキーの遠藤が右翼へプロ初となる1号ソロを放ち再びリード。5回、中日はエルナンデスの左越二塁打を足場に築いた1死一、三塁で遠藤が左犠飛を放ち三度目のリード。6回には平田が左翼へ10号ソロを放ち4―4。2点を追う7回には、代打・大島の右翼線二塁打を足場に築いた1死三塁で、遠藤の三ゴロ間に1点を返した。

 7回の守備からは谷繁が出塁し、南海(現ソフトバンク)などでプレーした野村克也が持つ最多出場記録の3017試合に並んだが、勝利で飾ることはできず3連敗。借金も今季ワーストタイの10となってしまった。

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