花巻東2年ぶり優勝!延長13回「大谷2世」佐藤唯主将がV打

[ 2015年7月25日 05:30 ]

<一関学院・花巻東>13回1死二塁、花巻東・佐藤唯は勝ち越しの中前適時打を放ちガッツポーズ

第97回全国高校野球選手権岩手大会決勝 花巻東9―8一関学院

(7月24日 岩手県営)
 延長13回の末に一関学院を退けて花巻東が2年ぶり8度目の出場を決めた。8―8の13回1死二塁で佐藤唯が決勝中前打。5安打2打点をマークした主将は「一人一人の気持ちで勝てた。甲子園は憧れの場所」と喜んだ。

 高校通算35本塁打を誇る1メートル91の長距離砲で、応援歌はOBの日本ハム・大谷の曲を使う「大谷2世」も4月に左すねを痛めて7番に降格していた。昨年12月に大谷の寄付金で同校グラウンドに通称「大谷ハウス」というプレハブ小屋が完成。体幹トレーニングなどに使用している。大谷の背番号1を受け継ぐ最速146キロ左腕・高橋は13回190球を投げ抜き「目標は日本一」と大谷超えを誓っていた。

 ▼西武・菊池(09年度卒)優勝おめでとうございます。ここで気持ちを切らさず、甲子園でも一戦一戦全力で戦ってください。桃でも差し入れをしようかな。

 ◆花巻東(岩手)花巻商として1956年開校。日本ハムの大谷はOB。

続きを表示

2015年7月25日のニュース