大谷 両リーグ最多11勝 おかわりに2被弾5失点も打線が援護

[ 2015年7月24日 22:07 ]

<西・日>5回1死満塁、中村に同点の右越え満塁弾を打たれた大谷はベンチで険しい表情を見せる

パ・リーグ 日本ハム13―6西武

(7月24日 西武D)
 日本ハムの先発・大谷は制球に苦しみ6回、102球、7安打で今季ワーストタイの5失点ながら、レアードの2発など味方打線の援護を受け両リーグ最多、そして昨季の自身の勝利数に並ぶ11勝目(1敗)をマーク。チームの連敗も4で止まった。

 日本ハムは3回、レアードが16号ソロを左翼席に叩き込み先制。さらに大野が左前打と犠打で二進し、陽の中越え適時二塁打で加点した。その後も中島卓の左前打、田中の四球で満塁とし、打者・近藤の時に十亀の暴投で3―0とした。

 1点を返された5回には、西川、陽の連打で無死一、三塁とし十亀をKO。さらに中島がスクイズを決め加点。続く田中も左前打で突き放した。

 5―5とされた6回にはレアードはこの日2本目となる17号ソロで再びリード。7回にも近藤、岡の連打で1死一、三塁とし、ミゲルの暴投で加点。8回にも田中、近藤、レアード、大野の適時打など6安打を集め6点を加点。不振の中田にも22打席ぶり安打が出て先発全員の19安打となった。

 西武は4回、中村が通算300号本塁打、そして通算1000安打となる今季28号ソロを左翼へ放った。さらに5回にも1死満塁で右翼へ2打席連続の同点の29号満塁本塁打を放った。これはプロ野球記録に並ぶ通算15本目となる大きな一発だったが、投手陣が粘れず。先発の十亀は4回0/3、6安打、5失点(自責4)で5敗目(7勝)、増田もわずか1/3で6失点を喫するなど、西武は今季ワーストの13失点を喫し、連敗は4に伸びた。

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