ヤクルト山田、セ界最速20号含む4安打4打点「打撃では貢献できている」

[ 2015年7月21日 22:00 ]

<D・ヤ>9回1死一、三塁、3ランを放った山田はベンチのナインに迎えられる
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セ・リーグ ヤクルト17―3DeNA

(7月21日 横浜)
 ヤクルトの山田哲人内野手(23)が9回にセ・リーグ最速の20号3ランを放つなど6打数4安打4打点。チームの22安打17得点爆勝に大きく貢献した。

 山田が「打線が爆発して良かったと思います」と振り返った9回の攻撃は、チームとして1イニングだけで11安打11得点。1イニング11安打は1978年5月以来37年ぶりとなる球団タイ記録となった。

 山田はこの回、最初の5打席目で右中間スタンドへ3ランを放つと、もう1度回って来た第6打席では左中間突破のタイムリー二塁打。これが三塁打になればサイクル安打達成だったが、「全然そういう意識がなかったので二塁で止まりました」とはにかみつつ喜んだ。

 前夜は5打数3安打1打点で、球宴明けのDeNAとの2試合はこれで11打数7安打5打点の固め打ち。セ最速の20号到達を「素直にうれしい」と振り返った23歳は「打撃の方ではチームに貢献できていると思います」と笑顔で、「どこのチームも優勝があり得るのでここからが勝負。粘り強くきょうみたいな試合をたくさんしていきたい」と空前の混セ脱出に意気込んでいた。

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