県岐阜商・高橋 最速は144キロ 初登板は「50%」も「一歩踏み出せた」

[ 2015年7月21日 14:28 ]

今夏初登板した県岐阜商の高橋純平投手。撮影:尾関雄一朗

第97回全国高校野球選手権岐阜大会準々決勝 県岐阜商5―3中京

(7月21日 長良川)
 今夏初登板を果たした県岐阜商の高橋純平投手(3年)は「今までけがで長かったが、一歩踏み出せたような感じです」と手応えを口にした。

 球場のスピードガンでは最速144キロで、調子については「50%くらい」としたものの、まずは実戦で登板できたことに一安心。「球種がバレバレのようなフォームだったが、ストライクが入って良かった」と反省点も挙げたが、「思ったより投げることができた」。

 登板した7回は三者凡退に抑えたものの、8回2死から連打を浴び、中京の4番・今井を迎えたところで左腕の村居と交代。「チームの勝利優先なので、村居が投げて抑えてくれると思った」と主将らしく勝利を第一に喜んだ。

 小川信和監督は「予定通り放ることができたのはいい材料。本当は先発完投がいいけれど、大人の独りよがりでつぶすわけにはいかない」と慎重に送り出したことを明かした。

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2015年7月21日のニュース