仙台育英1イニング10点!打線爆発13得点で25回目の夏制覇

[ 2015年7月21日 13:18 ]

<仙台育英・古川工>優勝し記念撮影する仙台育英ナイン

第97回全国高校野球選手権宮城大会決勝 仙台育英13―0古川工

(7月21日 コボスタ宮城)
 第97回全国高校野球選手権宮城大会の決勝は21日、コボスタ宮城で行われ、春夏連続出場を目指す仙台育英が着実に得点し13―0で勝ち、2年ぶり25回目の甲子園出場を果たした。

 育英は3回、佐藤将の右前適時打で先制。5回には無死一、三塁で青木の左前適時打で加点し、さらに2番手投手から平沢が左中間2点三塁打を放ち、佐藤世の左越え満塁本塁打が飛び出し、一挙10点を入れた。7回、8回にも1点ずつ加点し勝負を決めた。

 プロ注目のエース・佐藤世は8回を投げ10奪三振無失点。前日の石巻との準決勝では1アウトも取れずに3失点で降板したが、大舞台で最高の投球を見せた。打撃でも5回に満塁本塁打を放つなど、3打数3安打と爆発。「不安だったけど、チームのみんなが自分のために声をかけてくれて、みんながいるんだと切り替えて投げることができた」と笑顔で話した。春夏連続となる聖地では東北初の優勝を狙う。

 古川工は佐藤世ら育英投手陣を攻略できず零敗。7回に満塁の好機を迎えたが、得点することはできなかった。

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