ゴメス落球後…高宮、痛恨のソロ被弾「長打だけは避けたかった」

[ 2015年7月21日 07:08 ]

<神・巨>9回、長野(左)に中越えソロを浴びた高宮

セ・リーグ 阪神0-2巨人

(7月20日 甲子園)
 あの失策が微妙に投球を乱したのか…。虎党は、こう思わずにはいられなかった。9回からマウンドに上がったのは高宮。一塁ファウルフライで打ち取っていたはずの長野に、痛恨のソロ本塁打を浴びた。

 「(邪飛は)意識していなかった。(ゴメスも)抑えにいっていた。長打だけは避けたかった」

 このファウルは長野への3球目だった。一塁手ゴメスがまさかのファンブル。ベンチ際の難しい打球ではあったが、時間的には十分余裕があっただけに悔やまれるプレー。高宮も一発を警戒し慎重に投げていた。唯一の失投が、本塁打されたフルカウントからの6球目だった。

 不運にもめげず、左腕は次打者の阿部を空振り三振に斬った。今後の登板に「切り替えてしっかり投げていきたい」と雪辱を誓った。このメンタルが救いだ。

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2015年7月21日のニュース