平田2発 球宴での一発から中1日「いい景気づけになった」

[ 2015年7月21日 05:30 ]

<広・中>8回、勝ち越しのソロ本塁打を放ち、長嶋コーチ(左)に迎えられる平田

セ・リーグ 中日3-2広島

(7月20日 マツダ)
 マツダスタジアムで「2戦3発」だ。中日の平田が、初出場となった18日の球宴第2戦で放った代打本塁打の勢いそのまま、中1日で広島の空に2本のアーチをかけた。

 0―2の2回1死一塁。「まさか入るとは思わなかった」と、右打者には難しい右中間スタンドに7号同点2ランを運ぶ。第3、4打席でも安打し、2―2で迎えた8回1死の第4打席。ヒースのフォークを完璧に捉え、左越え8号決勝ソロだ。チームの全3打点を叩き出し「(球宴が)いい景気づけになったと思う」と白い歯を見せた。

 球宴中は大阪桐蔭の先輩・中村や後輩・浅村(いずれも西武)らの打撃練習を観察。「試してみようと思ったことは組み込んだりした」と言う。谷繁兼任監督も「何かつかんできてくれたんですかね」と上機嫌。5位・広島に1ゲーム差と最下位脱出も見えてきた。

 ▼中日・赤坂(8年目でプロ初スタメン。初の猛打賞)やっともらったチャンスをものにしようと、全部必死でした。

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2015年7月21日のニュース