セガサミー創部10周年飾れず…初芝監督「1本が重かった」

[ 2015年7月21日 05:30 ]

試合前にセガサミーを激励に訪れた長嶋茂雄氏は「勝つ!勝つ!勝~つだ!」とナインを鼓舞する

第86回都市対抗野球大会第3日・1回戦 セガサミー0-1王子

(7月20日 東京D)
 セガサミー創部10周年のメモリアルイヤーは初戦敗退に終わった。指揮を執って2年目の元ロッテ・初芝監督は散発4安打の零敗に「(相手投手を)攻略するところがなかった。1本が重かった。でもそういう試合を取っていかないと、都市対抗では上位にはいけない」と振り返った。

 初回1死二塁、3回2死一、二塁と序盤の好機を生かせず、試合の主導権を握れなかった。8回に失点した2番手・森山は「球もいいコースにいっていたが、相手が上回ったのかなあ」と唇をかんだ。

 昨秋の日本選手権準優勝チームが敗れ、大会3日目にして東京都の4チームが全て姿を消した。試合前に長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督から激励を受けた初芝監督は「“勝つ、勝つ、勝つ”の言葉を頂いたのに申し訳ない」と頭を下げた。

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2015年7月21日のニュース