阪神 勝負の9月へ夏場総動員 レギュラー固定せずベテラン休ませる

[ 2015年7月20日 06:40 ]

広島でのオールスターを終え帰阪する藤浪

 阪神・和田監督が総動員指令を出した。この日は球宴出場組を除き、甲子園で約2時間の軽めの練習。指揮官は「9月を見据えた戦いをしなければいけない。ここからはレギュラーだけじゃなく、控えも大事になってくる。ベンチの25人の総力戦。日々そうなると思う」と話した。

 9月は13年に6勝16敗2分けと大失速したのをはじめ、5年連続で負け越し中。そのため、開幕以来、固定しきれていない捕手、中堅手、三塁手を中心にレギュラーに固執することなく、状態優先のオーダーを組む。また、福留や福原らベテランには休養を与えながら8月を乗り切る考えだ。

 巨人は今季阪神戦2試合1勝0敗、防御率2・08のマイコラスを初戦、同4試合4勝0敗、防御率1・75のポレダを3戦目に起用する。勢いをつけるためにも福留は「何回も同じ相手にやられるわけにはいかない」と助っ人撃ちを宣言した。 

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2015年7月20日のニュース