高橋一三さん告別式 堀内氏「一時代を左と右で築けて誇りに思う」

[ 2015年7月20日 05:30 ]

参列した(左から)高橋善正氏、吉田孝司氏、堀内恒夫氏

 14日に多臓器不全のため死去した元巨人投手、高橋一三氏(享年69)の葬儀・告別式が19日、東京都内の斎場でしめやかに営まれた。球界関係者ら約250人が参列して別れを惜しんだ。

 65年から73年にかけて巨人の9年連続日本一「V9」を左のエースとして支えた高橋氏。1学年下の盟友、堀内恒夫氏は出棺の際に棺をかつぐと「一三さんが“陰”で私が“陽”と言われた。一時代を左と右で築けて誇りに思う。69歳は早すぎたと感じる。一三さんの野球人生はほとんど悔いはないと思います」と寂しそうに語った。09年から昨年まで監督を務めた山梨学院大の古屋忠彦学長、野球部員らも参列して故人をしのんだ。

 ◆主な参列者 堀内恒夫、新浦寿夫、河埜和正、高橋善正、緒方耕一、伊原春樹、桃井恒和、斎藤雅樹、田畑一也、山室寛之、林昌範(順不同、敬称略)

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2015年7月20日のニュース