JR東日本東北 エース西村でJR対決制した 9回2死まで好投

[ 2015年7月20日 05:30 ]

<JR東日本東北・JR東海>5回2死、JR東日本東北先発の西村はJR東海・井上から三振を奪う

第86回都市対抗野球第2日・1回戦 JR東日本東北2―0JR東海

(7月19日 東京D)
 JR東日本東北の西村が今大会初完封こそ逃したものの、チームは4強入りした11年以来となる初戦突破。2点リードの9回2死から連打で二、三塁とピンチを広げて降板した左腕に藤井省二監督は「そこがあいつらしい」と苦笑い。西村も「意識してしまった」と反省しきりだった。

 大会直前まで調子が上がらず、藤井監督も初戦先発を悩んだ。しかし、1週間前に右足の体重移動をスムーズに流れるように修正したのがはまった。直球は130キロ台ながら90キロ台のカーブを織り交ぜて緩急をつけて打者を翻ろう。大舞台で8回まで三塁を踏ませないエースらしい投球を見せた。社業では鉄道の保線業務に就く西村は「バランスが良くなり、球威が戻った。先発の仕事はできた」とうなずいた。

続きを表示

2015年7月20日のニュース