埼玉栄　“筋書き通り”逆転若生流シード討ち「速球対策が生きた」

第９７回全国高校野球選手権埼玉大会３回戦 埼玉栄５―３市川越

（7月19日 県営大宮）
　埼玉栄が５―３でＤシードの市川越に逆転勝ち。４月に就任した前九州国際大付監督の若生正広監督は「勝つなら４―３じゃねえかと話していた。打撃投手に１７メートルから投げさせて速球対策をしたのが生きた」とうれしそうに振り返った。

　５回２死一、二塁から右越えに逆転の２点適時二塁打を放った４番・鈴木直は「監督のミーティングと試合展開が似ていて驚きました」と笑顔で話した。