【試合経過】大阪桐蔭、硬軟自在の攻撃披露!履正社に9連勝

[ 2015年7月19日 18:40 ]

<履正社・大阪桐蔭>4回のピンチを空振り三振で切り抜けた大阪桐蔭・田中は雄たけびをあげる

第97回全国高校野球選手権大阪大会2回戦 大阪桐蔭5―1履正社

(7月19日 舞洲ベースボールスタジアム)
 4連覇と昨夏に続く全国制覇を狙う大阪桐蔭が初戦で昨春の選抜大会準優勝の履正社と対戦。先制を許したものの、敵失に乗じて逆転すると、スクイズ、適時二塁打と硬軟織り交ぜた攻撃でリードを広げた。大阪桐蔭は夏の大会で履正社に9連勝。

 履正社は2年生左腕の寺嶋、大阪桐蔭は甲子園優勝メンバーの田中がそれぞれ先発した。

 1回はともに無得点。2回、大阪桐蔭は4番・吉沢が四球で出塁するなど1死二塁の好機を迎えたが得点ならず。その裏、履正社は寺嶋の適時打で1点を先制した。

 1点を追う大阪桐蔭は3回2死二、三塁から藤井の二ゴロが敵失を誘い、2者が生還して逆転した。履正社は四球と安打で2死一、二塁の好機をつくるも無得点。

 4回、大阪桐蔭は1死二塁とするが後続が連続三振。履正社は2安打と四球で2死満塁としたが、塚畝が空振り三振に倒れた。

 5回、大阪桐蔭は三者凡退。その裏、履正社は先頭の松島が四球で出塁したが、続く辻井の三直で松島が帰塁できずに併殺。本城も左飛に倒れて3人で攻撃が終了した。

 6回、大阪桐蔭は無得点。履正社は2死三塁から途中出場の若林が凡退し無得点。同点の好機を逸した。

 7回、大阪桐蔭は1死一、三塁から田中のスクイズで貴重な追加点。リードを2点に広げた。追い上げたい履正社だが、1番から始まる好打順も3者凡退。

 8回は大阪桐蔭が四球で、履正社は失策で走者を出すが、ともに無得点。

 9回、大阪桐蔭は1死一、二塁から田中の左翼線適時二塁打で2点を追加した。履正社は先頭の寺島が安打で出塁したが、続く代打・四川が一ゴロ併殺。最後は主将の西村が一邪飛に倒れた。
 

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