興南が甲子園一番切符!10年の春夏全国制覇以来5年ぶり出場!

[ 2015年7月19日 15:13 ]

興南の2年生エース比屋根

第97回全国高校野球選手権・沖縄大会決勝 興南4―2糸満

(7月19日 沖縄セルラー)
 第97回全国高校野球選手権の沖縄大会決勝戦が19日、沖縄セルラーで行われ、興南が4―2で糸満を下し、夏の甲子園一番切符をつかんだ。興南の選手権出場は、エース島袋(現ソフトバンク)らを擁し沖縄勢で初めて夏の甲子園を制した10年以来5年ぶり10回目の出場。

 先制点を奪ったのは糸満。エース金城乃のバットからだった。2回2死から6番の金城旭が遊安打で出塁。続く7番金城乃が右中間へのタイムリー二塁打を放ち先制点を奪った。

 先制点を許した興南だが、好投を続けていた金城乃から5回に2つの安打と犠飛で2得点。逆転に成功した。

 逆転を許した糸満は、すかさず6回の攻撃で4番大城が中二塁打で出塁。バッテリーエラーの間に三進し、金城旭の中安打で同点に追いついた。

 だが、興南は6回裏に2番仲が安打で出塁し二盗に成功。3番比嘉が三振に倒れるも4番喜納が適時打を放ち勝ち越した。

 興南の2年生エースでトルネード左腕の比屋根は、2回に先制を許すも粘りの投球を見せる。6回も最小失点で切り抜け、7回には自らのバットでダメ押しの追加点を叩き出した。比屋根は一人でマウンドを守り抜き、9回2失点完投。糸満の春夏連続出場を阻んだ。

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2015年7月19日のニュース