岩隈、6回途中2失点で今季2勝目!Aロッド3打席連続K斬り

[ 2015年7月19日 05:21 ]

ヤンキース戦に先発したマリナーズ・岩隈(AP)
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ア・リーグ マリナーズ4―3ヤンキース

(7月18日 ニューヨーク)
 マリナーズの岩隈久志投手(34)が18日(日本時間19日)のヤンキース戦に先発し、5回2/3を76球、5安打5奪三振の2失点に抑えて今季2勝目を飾り、後半戦を白星でスタートした。

 安定した投球を披露した。初回にカノの中越え7号2ランで幸先よく援護を受けると、その裏のマウンドでは先頭・エルズベリー、2番・ガードナーをともに内野ゴロ。3番・ロドリゲスにはカウント1ボール2ストライクからの4球目、外角低めへの144キロストレートで見逃し三振に仕留めた。

 2回には2死からヘドリーに中前打を許したものの、続くジョーンズをきっちり遊ゴロに打ち取った。3回も簡単に三者凡退に抑えた。4回2死一塁からマキャンに甘く入ったツーシームをライトスタンドに運ばれ同点に追いつかれたが、その後も粘った。5回を3人で打ち取ると、打線は6回にカノがこの日2本目となる右越え8号2ランを放って勝ち越しに成功した。

 岩隈は6回、連打を浴びて無死一、二塁のピンチを背負ったが、ロドリゲスを3打席連続三振に斬ってとり、続くテシェイラは一ゴロに打ち取った。2死一、三塁で4回に一発を浴びたマキャンを迎えたところで降板。2番手・バイメルが中飛に打ち取って失点を防いだ。その後、救援陣は9回に1点を取られたが、4―3で逃げ切り、連敗を2で止めた。

 メジャー4年目の今季、開幕から不調で右広背筋を痛めて4月に離脱した岩隈だったが、復帰2戦目、前半戦最後の登板となった11日のエンゼルス戦で8回を3安打無失点に抑えて待望の今季初勝利。「これで乗っていけると思う」と話していた通り、2試合連続で白星を手にした。

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