東海大相模 今年も投手王国 2年・北村2回完全救援

[ 2015年7月18日 05:30 ]

<足柄・東海大相模>2回を無安打3奪三振の力投をみせた東海大相模の2番手・北村

第97回全国高校野球選手権神奈川大会2回戦 東海大相模11―0足柄

(7月17日 横浜)
 連覇を狙う東海大相模が6回コールドの好発進を切った。今秋ドラフト候補の先発・吉田は4回2安打無失点。初回にバックネットを越える大暴投もあったが「ボールが滑ったり風がある中で投げられたのはいい経験になった」と振り返った。

 エース左腕・小笠原もドラフト上位候補に挙がるが、2番手で登板した2年生右腕・北村が、先輩たちに負けじと2回無安打3奪三振無失点と猛アピール。「開きが早かったので抜けた球が多かった」と自分への採点は辛口だったが、自己最速の145キロをマークした。冬場は心肺機能を高めようとマスクを着けて走り込み、球速は昨秋から6キロアップ。DeNA・河原隆一スカウトは「体格もいいしリリースが力強い」と評価した。

 00、01年の横浜以来の神奈川2連覇へ。門馬敬治監督は「夏は内容より結果。勝つことがすべて」と頂点を見据えた。 (川島 毅洋)

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2015年7月18日のニュース