大谷に球宴は“スピード制限” 栗山監督「出しに行ってはダメ」

[ 2015年7月17日 05:30 ]

日本ハムの大谷

マツダオールスターゲーム2015

 第1戦に先発する日本ハム・大谷は、全パのコーチを務める栗山監督から「スピード制限」をかけられた。指揮官は14日(米国時間)に行われた大リーグの球宴で最速166キロをマークしたレッズの守護神チャプマンを引き合いに出し「翔平も170キロは出ると本気で思う」とした上で、「正しい投げ方をしていたら勝手に球速は出るから、出しにいってはいけない」と自然体を求めた。

 大谷は前半戦で両リーグ単独トップの10勝を挙げた。昨年も前半戦で9勝を挙げたが、球宴でプロ野球最速タイの162キロを計測した後は2勝止まり。力を入れて腕を振り過ぎた結果、投球フォームを崩した。その反省を生かすつもりで「(スピードを)出せるという感じもないし、特に狙いにいく必要もない」と冷静で「昨年との違いを見せたい」と続けた。プロ野球最速163キロの期待もあるが、全セの強打者を抑えることを優先させる。 (柳原 直之)

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2015年7月17日のニュース