レッズ守護神チャプマン 衝撃!168キロ 14球中12球160キロ超え

[ 2015年7月16日 05:30 ]

<ナ・ア>9回に登板し、3者連続の空振り三振を奪ったチャプマン(AP)

大リーグ第86回オールスター戦 ナ・リーグ3―6ア・リーグ

(7月14日 シンシナティ)
 レッズの守護神チャプマンが衝撃の14球を披露した。大歓声を受けて9回のマウンドに立つと、全14球中12球が100マイル(約161キロ)超のオール直球勝負。3者連続空振り三振にねじ伏せた。前日の本塁打競争で優勝した同僚のフレージャーに続き、本拠地を魅了したキューバ出身左腕は「言葉で言い表せないけど、とても楽しかった。ホームのファンに囲まれて幸せ」と振り返った。

 球場表示での最速は3度記録した103マイル(約166キロ)だったが、大リーグが今季から本格運用している解析システム「スタットキャスト」によると、リリースポイントから導き出した体感速度は「104・6マイル(約168キロ)」を計測した。今季前半戦で100マイル超を記録したのは大リーグ全体で522球だったが、54%の284球がチャプマンで、上位50傑を全て独占している。チャプマンの3奪三振で、ナの8投手でこれまでの1試合13奪三振(延長を除く)の球宴記録を更新する15奪三振の新記録も達成。「速球を狙い通りに投げられた」と満足げに話した。

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2015年7月16日のニュース